動脈硬化の危険因子

最近、いろいろな生理学的作用を持つ物質アディポサイトカインが分泌されることが分かり、内臓脂肪は単なる脂ではないことが証明されました。しかし、どちらに先に脂がつくかと言えば、私は腸間膜より肝臓が先だと考えていました。今でも、その感を強くし、検討中です。なぜなら、脂肪肝の患者さんがわずか1㎏減量することで、GPTが急激に低下するからです。解剖学的にも小腸で吸収されたエネルギーは門脈から肝臓に入り、脂肪合成を起こします。それが過度に起きた場合、容易に脂肪肝ができると考えられます。すなわち、メタボの第1段階が脂肪肝とする考え方です。