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ライフスタイル

メタボリックシンドローム時代の到来は、最終的には「寝たきり長寿」を未然に防ぐいいきっかけにもなりそうです。世界にも類を見ない超高齢社会に突入した日本。できるだけ若いうちから、できれば10代から自分の健康に対して関心を持ちたいものです。逆に、あなたが60歳であってもまだ遅くはありません。少しずつでもライフスタイルの問題点を修正しながら毎日を過ごす、この積み重ねを実行、そして継続することが大切なのです。

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運動不足のために

運動不足最近、内閣府が「体力・スポーツに関する世論調査」の結果を発表しました。「運動不足を感じる」人は67.6%、自らを「肥満と感じる」人は43.4%で、いずれも過去最高となったのこと。皆さんは、太り過ぎているとの自覚はあるのです。


また、その原因に運動不足があることもお分かりなのです。しかし、どうしていいのか分からないのが現実です。何より、今までは、内臓脂肪に対してあまり危機感がなかったのです。メタボリックシンドロームという概念がしっかり作られたからには、その意味をよく理解したうえで逆らわず、脱出作戦を実践しようではありませんか。

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色々な病気を誘発

色々な病気を誘発

◆メタボリックシンドロームな人々◆


メタボリックシンドロームとは、メタボリズムとシンドロームを合わせたもので、体の代謝が悪い状態を言うのです。代謝異常、脂質代謝異常と言い換えてもいいかもしれません。お腹の中に脂肪」が溜まる内臓脂肪型の肥満になったうえで、高脂血症、高血圧、高血糖のうちの2つ以上が重なった状態です。Aさんの場合、内臓脂肪は後ほど測ると4手、中性脂肪も、血圧も、血糖値も基準値を少しずつ超えています。その点では、要注意と言えるでしょう。

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氷山の一角

雪山を想像してください。頂上の雪が崩れ始めると、下に行くほどその規模はどんどん大きくなっていきます。山の中腹の雪が押される形で働くからです。そして、麓近くまで来ると、とんでもなく大きな雪崩を起こします。しかし、最初に頂上の雪が崩れなければ、雪崩が起こることはありません。あるいは、氷山を思い浮かべてください。「氷山の一角」という言葉があるように、海面に出ている部分は氷山のほんの少ししかありません。しかし、海中にはその何倍もの氷の塊が隠れているからです。

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内臓脂肪が原因

内臓脂肪が原因
メタボリックシンドロームもこれと同じ理屈です。これまでは動脈硬化を引き起こす3大危険因子として、高脂血症、高血圧、高血糖が挙げられ、どれかひとつにでも当てはまれば危険だと言われてきました。


しかし、最近の研究で、内臓脂肪が原因となって高脂血症、高血圧、高血糖を誘発することが明らかになってきたからです。

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動脈硬化の危険性

動脈硬化の危険性メタボリックシンドロームに陥ってしまうと、動脈硬化を引き起こす危険性が飛躍的に高まります。動脈硬化になれば血管が硬くなり、もろくなっていきます。


その状態を放置したままでいると心筋梗塞、脳卒中などを招きやすくなります。日本人の3大死亡原因のがん、心臓病、脳卒中の中の2つになりかねないのです。頂上にある雪を内臓脂肪、中腹の雪を高脂血症、高血圧、高血糖、雪崩を心筋梗塞、脳卒中と考えれば、その因果関係が分かるはずです。

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内臓脂肪

内臓脂肪
氷山にたとえると、海面に出ている高脂血症、高血圧、高血糖は海面下の内臓脂肪から出ていて、しかも内臓脂肪のほうが何倍も大きいのです。重度の糖尿病の人より、内臓脂肪が蓄積し、かつ、軽症でも高脂血症や高血糖を併発している人のほうが心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすいことも分かりました。


そればかりか、最近、内臓脂肪ががんを招くらしいいことが分かってきたのです。内臓脂肪から分泌されるアディポサイトカインは、血圧や血糖などに影響を及ぼすわけではなく、発がんにも関係するのです。

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男性85cm、女性90cm以上は危険

第1次産業従事者厚生労働省の発表によれば、現在、メタボリックシンドロームにかかっている日本人は1300万人、予備軍が1400万人、計2700万人にその危険性があります。


得に男性は40代42%、50代50%、60代54%、70代55%と、年代が上がるとともに比率は高くなっています。大きな原因に1つとして、食生活の変化が指摘されています。


1975年ごろの日本人の1日の摂取エネルギーは2188キロカロリーで、2004年には1911キロカロリーと減っています。しかし、肥満になる人は1.5倍から2倍と増えている。


1975年ごろは農業、漁業、林業などの第1次産業従事者が多く、力仕事をするために多めのエネルギーが必要だったのです。

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メタボリックシンドロームの原因

2004年ごろの日本人の食生活ところが、2004年にはサービス業などの第3次産業従事者が増えて、力仕事を必要としない層が多くなっています。すなわち、摂取カロリーは若干減ってはいますが、使うカロリーも大幅に減少しており、結局はカロリーオーバーに陥っているのです。


1946年ごろの日本人の食事に占める栄養素の割合は炭水化物は81.6%、たんぱく質12.4%、脂肪7.0%でした。ところが、2000年になると、炭水化物は57.6%とぐっと減り、たんぱく質は3ポイント上がって15.9%、脂肪は3倍以上の26.5%と増えています。


日本人は毎日60gの脂質を摂っていて、1946年ごろの18.3gと比べて3倍の数値になっています。この数値をもって、脂質、つまり脂肪分の摂りすぎがメタボリックシンドロームの原因としている説が多いのですが、分析が違う人もおります。

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メタボリックシンドロームの診断基準

メタボリックシンドロームの診断基準日本ではメタボリックシンドロームの診断基準は2005年4月にできたばかりです。それによると、CTでおへその位置の腹部を輪切りに撮影し、内臓脂肪の平面面積が100平方cm以上あれば、内蔵脂肪肥満と診断します。


CT検査ができない場合は、空腹時に、立った状態で、軽く息を吐いて、「おへその位置でのウエスト回り」を測ります。その長さが男性で85cm以上、女性で90cm以上あれば内臓脂肪型肥満と診断します。


女性が男性より長くていいのは、皮下脂肪が多いためです。内臓脂肪肥満と診断された人で、高脂血症、高血圧、高血糖のうち2つ以上に異常値がある人をメタボリックシンドロームと診断します。Aさんのお腹をつまもうとしたところ、つまめませんでした。同じ脂肪でも皮下脂肪が多い人のお腹はつまめますが、内臓脂肪が多い人のお腹はつまめません。お腹がつまめないAさんは要注意ということです。

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